昨日の日中はアウターもいらないほど暖かかったですが、
今日は一変して寒さが舞い戻ってきましたね。
風も強い日が多く夜は寒かったりと、寒暖差が激しい日々が続いてます。
お客様も服装に困ってる方が多いご様子。
こういった気候に利便性が高いのがトレンチコートです。
先週も第二弾の春物がフランスから届き、個性豊かなトレンチコート達が店内を彩っております。
-80s ALAIA-
80年代を一世風靡した、デザイナーが憧れるデザイナー"ALAIA".
完璧主義者で有名なこともあり、緻密に計算された第二の肌とも言われるその美しい造形美は
今でも多くの女性を虜にしています。
ニット素材が得意なアライアですが、今回は珍しくトレンチコートを買い付けることができました。
生地の光沢感も相まって、ドレッシーで女性らしいデザインが魅力。
トレンチコートでバイカラーというのもあまり見ませんよね。
ウエストでキュッとマークすると、ワンピースのように描かれるシルエットも魅力です。
-80s Claude Montana-
お次もアライアと同様、80年代に最も活躍したフランスファッションブランド"Montana".
モンタナもボディコンシャスなデザインが特徴的で、
特に肩を強調し、逆三角形のラインをよく目にします。
こちらのトレンチも、まさにモンタナらしいスタイルが詰まった一着。
生地は王道のベージュにはせず、カーキがベースの美しい玉虫色。
マントのようなショルダーで、より存在感を放っていますね。
-70s Yves Saint Laurent rive gauche-
当店でもお馴染みのイヴ・サンローラン。
プレタを立ち上げて間もない頃の希少な70年代物となっています。
ダブルをよく目にするトレンチですが、こちらはシングルで登場。
肩と袖のギャザーが非常にエレガントで、
袖部分にはボタンではなく、ステッチが4本施されています。
裏地はチェックで、両サイドのスリットからチラッと覗くのがまた憎いです。
-80s GIANFRANCO FERRE-
イタリアでは"3G"と呼ばれた一人で、GIANNI VERSACE、Giorgio Armaniとともに
当時のファッション界を引っ張っていました。
トレンチコートでは珍しいブラック。
シャリ感のある素材で光沢感があり、
たっぷりとオーバーな肩のラインが今のファッションスタイルにも馴染みますね。
ローブのようなフォルムが、モードな雰囲気を漂わせています。
-90s Jean Paul Gaultier-
最後は今回の中でも鮮やかなカラーに目が釘付けになってしまう
当店でもファンの多いゴルチェ。
いつもディティールに遊び心が盛り込まれていて、毎度見ても私たちを飽きさせません。
こちらはオールシルクに、バックサテンという贅沢さ。
落ち感が素晴らしく、とろみのある肌あたりがたまりません。
ネックはホックで留める仕様になっており、ボタンはあえて途中で開けて
ポイントで見せるのもおすすめです。
いかがでしたでしょうか。
トレンチコートと一言で言っても、同じものはひとつもなくそれぞれの良さがあり、
シルエット、素材、細やかなディティールなど大きく変わってきます。
これでもまだほんの一部ですので、春物をお探しの方は
ぜひお立ち寄りくださいませ。
THE BRISK.
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