こんにちは、THE BRISKです。
コロナの影響は100年に一度とも言われるほど、予想をはるかに上回っていますね。
先日東京都の要請により、当店も先週末の土日は臨時休業いたしましたが
本当に一日でも早く、気軽に外出できる日が来ることを願うばかりです。
いつも通り商品紹介をしていこうかと思ったのですが
ふとオープン当初から質問の多かった"Vintage"について改めてお話しをさせて頂こうかと。
例えば、
・アンティークとの違いは?
・何年からヴィンテージなの?
・古着との違いは?
と、一番多いのがこのあたりです。
まずはじめに言ってしまいますと"ヴィンテージ"という定義がそもそもありません。
ネットで検索してみると分かりますが、
"ヴィンテージ"という言葉は元々はワインからきていますが、
年代物や、その年にしか生産されなかった良いワインなどを指します。
そこから車や楽器、洋服でも使われるようになっていきました。
先程のこの質問についてですが、
・アンティークとの違いは?
・何年からヴィンテージなの?
→この二つは少し内容が重なりますが、
アンティークとは大まかに言うと、作られてから100年以上経っているもので、
ヴィンテージはそれ以降ということになります。
・古着との違いは?
→英語に訳すと"ユーズド"になりますので、年代物でなくても誰かが一度使用したものということであれば古着になります。
例えば昨年に作られたものでも古着ということになります。
~1900's Fashion~
当店が思っている"ヴィンテージ"とは
その洋服自体にストーリー性と価値があり、
今にはない生地、色、細部の作りにこだわっている良質なもの
そして年齢を重ねても、流行り廃りなく長く着続けてもらいたい
その思いを大切にしながらヨーロッパヴィンテージを皆様にお届けしています。
~1970's Yves Saint Laurent with Loulou de la Falaise~
当店は主に50年代~80年代前後のヨーロッパヴィンテージを買い付けていますが
本格的に大量生産に入る前のこのあたりの年代は
品質の良い素材で手間を惜しまずに、その一つの洋服が制作されているものが多いです。
そういった背景もあり、当店はこの年代のヴィンテージ物を大切にしています。
一点物の背景を知ることによって、より愛着を持っていただけるのではないかと思います。
現在コロナの影響で"当たり前"にヨーロッパ買い付けできていたことが"当たり前"ではなくなった今、
その"一点物"を買い付けられる重みをしっかりと感じて
これからも皆様に引き続き素敵なヴィンテージをお届けできたらと思います。
今日も最後までお読み下さりありがとうございました。
THE BRISK.